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よく、「うさぎさんは牧草をしっかり食べないとダメ!」と言われますが、どうしてそんなに大事かご存じですか? 草食動物において、牧草の繊維質はとても大切なものですがそれだけではありません。 厳しい自然の中で生きていく為に進化した特殊な仕組をもつ”うさぎさんのカラダ”にとって、牧草(繊維質)をとる事はとても大切な役割を果たしてくれるのです。  うさぎさんの歯はご存知のように、すべての歯が一生伸び続けます。 若いうさぎさんは年に10~12cm伸びると言われています。 伸びすぎてしまうと、もちろんかみ合わせも悪くなり、伸びすぎた歯によって口の中を傷つけてしまい、ごはんがしっかりと食べれなくなってしまいます。 牧草の長い繊維(牧草)を食べる事によって、 ・切歯(前歯)は噛み切ることで磨耗 ・臼歯(奥歯)はかみ砕くことで磨耗
する事により、歯を一定の長さに保っているのです!
 うさぎさんの胃腸は繊維質の刺激によって運動性を刺激されます。 特に牧草のような丈の長い繊維を食べることによって、よく刺激され、胃腸の動きが活発になります。 逆に繊維質の少ないものばかりを食べていると、腸の動きも弱くなり、消化管に食べ物が停滞し、食欲不振や下痢等、いろいろな疾患を招いてしまいます。 牧草が無い状況であったり、食べないと、うさぎさんは異常にグルーミングすることがあります。 これは本能的に牧草の代わりに胃腸を動かす刺激を求め、毛を食べると言われています。 もちろん毛を食べてしますと、毛球症の原因となり、余計に胃に負担をかけてしまいます… 牧草の刺激により胃腸の動きを良くすることは胃に貯まってしまった毛を腸へ排出するのはもちろん、余計な毛を食べさせないようにする効果もあるのです!
 盲腸糞とは、柔らかくぶどうの房状をしたもので緑色の粘膜で覆われています。 栄養価が高く、もう一度食べることによってうさぎさんにとって必要不可欠な栄養を取る事ができます。 盲腸糞は噛まずに飲み込み、胃に入ると約6時間そのままの状態でとどまり盲腸糞内のバクテリアが分解・発酵を続けます。 6時間後には覆われていた膜がとけて、微生物も消化されアミノ酸バランスのよい高栄養価の食物として吸収します。 この『盲腸糞を吸収する為に、胃を止める時間が必要』という特殊な体の構造を持っているために、 食べ物を食べただけでは胃が動かず、牧草などの繊維による刺激により胃腸を動かす仕組みになっていると言われています。

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