うさぎさんと夏休み ≪大久野島の夏≫
暑い日が続いていますね。
うさぎさんと暮らされている皆様は、毎日エアコンや温度計とのにらめっこではないでしょうか。
この夏も元気に乗り切りたいですね。お身体にお気を付けてお過ごしくださいませ。
さて、今回は大久野島のうさぎさんと夏休みということでちょっと一息ついてもらえたらと思います。
夏の大久野島
大久野島は瀬戸内海に浮かぶ小さな島です。
夏の景色は・・・それはそれはきれいなんですよ。それなのに・・・そんな写真を撮っていないことに気付きました・・・今後の課題にしたいと思います。
夏の花といえば・・・
こちら、夾竹桃(キョウチクトウ)です。
広島の方はすぐにピンとくるようですね。うたこは大久野島に通うまでは、実は知らないお花でした。
うたおは「夾竹桃のうた」をよく歌っていました。(うたおは広島県三原市出身です)
とても強く、毒もあるのでうさぎさんに食べられないため、大久野島にはたくさんの夾竹桃があるんですよ。
それと、こちらはご存知でしょうか?
はまゆうのお花。
はまゆうは少しだけしか植えられていないので、なかなか見る機会がなかったのですが・・・
昨年の夏に初めて写真をとりました(笑)
昔はお花に興味が全くなかったのも理由の一つです。。。もっと視野を広げなくてはいけませんね。
海水浴場も開設されます
大久野「島」ですので、まわりは海。夏休みには海水浴場が開設されます。(今年は8月15日まで)
もちろん暑い時間帯は、人間さんしかいませんが・・・
こんな風にうさぎさんがお邪魔することもあるんですよ。出会えたらラッキーですね。
ちょっと浮かれ気味の観光客
普段は「うさぎさんが好き!」だったり、「廃墟好き!」だったり、歴史に興味のある方などが訪れる大久野島ですが・・・
休暇村の廊下に、こんな風に浮き輪が置いてあったりするんですよ^^
暑い夏の賢いうさぎさんの過ごし方
大久野島のうさぎさんたちは自然の中で過ごしていますので、おうちのうさぎさんに比べると「比較的」暑さには強いと思います。
とは言っても、中身はうさぎさん。夏でも割とふわふわのお洋服(毛)を着て過ごしています。
そんなうさぎさんたちは、どんな方法で夏を乗り切っているのでしょうか。
日陰に入る
暑い時間帯に日向で寛いだり、日向でご飯を探したりすることはありません。
にんげんさんが食べ物の音をさせてしまうと、暑い中を走ってしまうこともありますが。。。
ほとんどの時間を日陰で過ごしています。
ごろごろする
人間も同じですが、動いているよりもじっとしている方が暑くないですよね。
うさぎさんたちも、そういうことをきちんと理解していて暑い時間帯はごろごろだらだらしています。
でも、暑い時間でもくっつくことはやめないうさぎさん^^
その様子がとっても可愛いので、ついつい写真を撮ってしまうんですよね。
巣穴にもどる
私たちの通い始めた2000年頃からのことしか分かりませんが、それから10年間ほどは夏の昼間というと「うさぎさんの暮らす島なのにうさぎさんがいない」現象が起こっていました。
その後は徐々に観光の方も増えたため、暑い昼間も目につく場所にうさぎさんが居たり駆け寄って来たるするようになっていましたが・・・
ブログを始めたころ(2007年)に仲良くなった方が、張り切って夏に行ったのに・・・全くうさぎさんに会えなかったなんてこともあったんですよ^^
そんな時は、うさぎさんたちは涼しい巣穴に戻っていることが多いんですよ。
ここで復習♪夏の気温測定
以前、うさぎLifeで夏の気温のことを書かせて頂きました。
もう一度合わせてお読みいただければと思います。
ここでご紹介したどの方法も、暑い時間は体力温存するということなのでしょうね。
私たちも夏に大久野島にいったら、うさぎさんに合わせたサイクルで体力温存しながら活動しております。
活動は涼しい時間に
暑い時間は活動したくないうさぎさんたち。
普段から昼間は体力温存タイムではありますが、夏は特に顕著だと思います。
朝陽を浴びるうさぎさん
夜の親子
夏にうさぎさんに会いたいなーと思ったら、こんな様子が観察できる時間帯を満喫出来るようにお泊りされることをおすすめします。
夏休みにはしゃいでる風
では最後に、本当は違うけど(笑)夏休みに入ってはしゃいでる風なうさぎさんの写真をご覧ください。
ひゃっほーーーい
なんだか、夏休みが来て嬉しすぎる子供みたいだなーと。
「夏休み満喫しようぜー♪」
暑い夏はうさぎさんにとって過酷な季節です。
そんな中で暮らしている大久野島のうさぎさんたちが、少しでも安全に過ごしてもらえるように・・・
私たち人間の出来ることは、そっと見守ることだと私たちは思っています。
これからの季節、うさぎさんも人間さんも熱中症に気を付けて過ごしましょうね☆
うたお(中村隆之)と、うたこ(中村麿矢)二人で「うさぎ写真家uta」として活動しています。
2000年より大久野島のうさぎさんの写真を撮り続けています。
これまでの23年間で大久野島のうさぎさんに教えてもらったことを、少しでも多くの方にお伝え出来たら嬉しいです。