まずは基本の寒さ対策
冷える場所を避ける
窓際・出入口・フローリングの床は室内の中でも特に冷え込む場所です。出来るだけ冷える場所を避ける事と、冷えない対策が必要です。この後にご紹介する方法でケージ自体を暖かく囲ってしまう方法もありますが、窓際の場合は窓からの冷えを防ぐため、冷気の侵入を防ぐ効果のあるカーテン(断冷カーテン)に買い替えるのもオススメです。
ケージを直接フローリングの上に置くととても冷えますので、例えばカーペットや発泡スチロール(お風呂マットなど)を敷いてあげたり、床から少し高さを出してあげられるように、ラックの上にケージを設置するなどの対策をしてあげましょう。
※カーテンの丈は少し長めにするとさらに効果的です
※発泡スチロールをかじられないように気をつけましょう
ケージにハウスや座布団を入れてあげる
ケージの広さに余裕がある場合は、ケージ内に「わらっこ倶楽部かまくらハウス」などを入れてあげると、ハウスに入る事で自分の体温であたたまる事もできます。
また、自然界で巣穴に入っているような安心感と暖かさを感じる事ができます。わらっこ倶楽部の座布団や毛布(かじらない子の場合)などを敷いてあげるだけでも床からの冷えを軽減させてあげる事もできます!
ケージをカバーで囲う
段ボールなどで全体(3面+天井)を囲ったり、ケージ上部に段ボールや板などを置いて毛布をかけてあげると、ケージ内を暖かい状態に保つ事ができます。
天井に乗せるダンボール(板 )はケージの天井よりも一回り大きめの物を用意してください。そうする事で、毛布を掛けた時に、うさぎさんがケージ内に毛布を引っ張り込むリスクを回避する事ができます。
※全面を囲うと毛やニオイがこもるので、換気箇所を開けておきましょう
ケージ内を暖める
リビングなどお部屋がすごく広かったり、暖房器具をつけたままにするのはちょっと難しいという場合は、ケージ内を暖かく保てるように工夫してあげましょう。先にご紹介させて頂いた「ケージをカバーで囲う」工夫をしてあげて、さらにケージ内に遠赤外線ヒーターを設置してあげる事で、ケージ内の温度を暖かく保ってあげる事ができます。
ココロのおうちで使用しているのは、カラダを芯から温めてくれる遠赤外線のヒーターです。ヒーターの上に乗って温まるタイプと違い、直接足に触れないので低温ヤケドの心配もなく、ケージの引き出し式トレーやケージの外側(側面・天井など)から設置できるので、線もかじられず安心です。
お部屋全体を暖める
エアコン
エアコンで暖めている場合は、エアコンの風が直接うさぎさんにあたらないように工夫すること、空気が乾燥しすぎないように、必ず湿度チェックも行う事が大切です。
石油・ガスファンヒーターに注意
正直、一番オススメ出来ないのが石油・ガスファンヒーターです。空気が汚れます。石油やガスの燃焼によって窒素酸化物が発生し、その主な成分である一酸化窒素・二酸化窒素は、呼吸器系に大きなダメージを与え、気管支炎や喘息の原因となります。
石油・ガスファンヒーターをご使用の場合は、必ず定期的な「換気」をする事と、つけたままの状態でうさぎさんをお留守番させる事は絶対にやめましょう。
オイルヒーターがオススメ
ココロのおうちで長年愛用している暖房器具が「オイルヒーター」です。オイルヒーターは、ヒーター内の密閉されたオイルを温めることで、ほんのりお部屋を暖かい状態に保ってくれます。温風を使わないので、空気が乾燥しにくく、ガスや石油を使用しないので、空気も汚れません。お部屋全体が暖かくなるまで少し時間がかかる事と、電気代が高いのがネックですが(笑)うさぎさんの過ごすお部屋を暖めるのに最適なイチオシアイテムです!
ココロのおうち推奨 冬の温・湿度
温度 16℃〜20℃ 湿度 50%〜60%
目次 うさぎさんの寒さ対策
【うさぎさんの寒さ対策 1】うさぎさんに寒さ対策は必要?
【うさぎさんの寒さ対策 2】寒さ対策を実践しよう!(本記事)
【うさぎさんの寒さ対策 3】寒さ対策で気をつけたい事
【うさぎさんの寒さ対策 4】ココロのおうちで愛用 パネルヒーター